パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

09 スタート地点に違い

1年目の思い出 09

初めて、語学学校の教室に入り、クラスメートと対面した時の話です。レベル分けテストでみんな同じレベルだと思ってたんですが。。

語学学校初日

ラテン系言語
 アメリカの政府が実施した調査では、英語話者がもっとも習得に時間がかかる言語の一つが日本語であるらしいが、

  それは、日本語が絶対的に難しいというのではなくて、英語と日本語があまりにもかけ離れているからで、英語はフランス語から単語の多くを借用してるし、ドイツ語とは同じゲルマン系の言語なので似てるらしく、日本語よりは簡単に習得可能ということになるそうだ、という結果はつまり逆に言うと、日本語話者はそれらの英語及びフランス語を学ぶのは他言語話者よりも難易度が高いということになる。

 

 フランス語、イタリア語、スペイン語は同じラテン系の言語ですごく似ているらしい。フランス語しか学んでないので比較できないけど、みんなが言うので正しいとするなら、同じ一週間、七日間、168時間の勉強時間でも、このイタリア人は俺のはるか先をいってるわけで、実際それは少し話してみると明らかで、9割方、何を言ってるのか分からず、ただ微笑んだり、相槌打つのみで、歯がゆく、クラスを間違えてんじゃないの?と聞いてみるとA1だとケロッという。今、思うとイタリア語に寄った変なフランス語だと思うけれど、当時はそのハッタリにまんまと騙されたし、そういうハッタリ力って大事だなとも思う。