28 マダムが教えてくれたこと
1年目の思い出 28
いつものように台湾人のクラスメートのユンとお昼に公園でサンドイッチを食べて、下手くそなフランス語で、ぎこちない会話を楽しんでいたときのお話です。
学んだことをすぐに実践で試せる機会があるのは、恵まれてるとはいえ、ぎこちなく話してるとネイティブに怪訝な顔をされたり、無視を決め込まれたりすると心が折れるものでトラウマになり、ネイティブに話しかけるのを躊躇ったり、話してると緊張して言葉が出てこなかったりするのが、学習者のあるあるだと思います。
けども、語学にかかわらず、何かを知らずに勉強してるのは何も恥ずかしいことじゃないんだとこのマダムに気付かされた気がします。いい出会いでした。
午後の授業、先生の言ってることが何もわからず、自分の出来なさが恥ずかしくて、居心地が悪く、毎週行きたくなかったんですが、がんばって行って、何かしら爪痕を残してやろうとやる気になれました。当の本人のこのマダムにとっては、何気ない言葉だったんでしょうけど、すごく救われた気がしました。
ありがとう!おばちゃん。