パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

30 フランスのゆるキャラ

1年目の思い出 30 ◯◯◯◯事情

可愛もの大国ニッポンで生まれた自分はもれずに可愛いもの好きで、ただ、大ぴろげにせずに人知れずキャラを愛できた自分。フランスで出会ったフランスのゆるキャラとの出会いと葛藤を漫画にしてみました。

ゆるキャラT'choupi

ゆるキャラの愛し方

 このチュピ(T'choupi)というキャラクター。フランス人の子供に愛されまくってて、初めて見たその日から僕も彼の虜になってしまいました。チュピというペンギンの子供と熊のぬいぐるみの友達(いまいち設定がわからない)が、子供目線で、両親や友達などにどうたらこうたらするのが筋で、子育てに優しいアニメと絵本になってます。

 このチュピというキャラクター。ゆるキャラであるべきのゆるさが一つ一つの線にあるんですが、その線が繋がり、チュピになった瞬間、とてもゆるキャラと言わせない完璧なフォルムに出来上がるのが不思議。いじらしい表情を見せたり、笑顔にどこか陰が見えたり、本当に母性をくすぐられます。

 ただ、昔からこの気持ちをどう昇華していいのか、キャラクターへのこの溢れる気持ちを表現できずに悶々してるんです。そのためにぬいぐるみというものが存在していて、人によっては抱きしめたりして一緒に寝たりなんかすればある程度この気持ちは解消されるんでしょうけど、それをする勇気がまだ持てないんです。それをすると何かが終わる気がして。。

 しかし、この溢れるチュピへの思い(笑)そろそろぬいぐるみを買ってもいい年頃になれたかな?とそろそろ自分を楽にしてあげようと思います。変わらなきゃ。