31 夏の罪悪感

1年目の思い出 31　フランス四季折々

フランスの夏は夏時間のせいもあり、日本より日が長い。長いことで、より夏のスペシャル感を楽しめるし、何か得した気分を味わえるけれども、、ちょっとした罪悪感があるって話です。

　この【日が出てるときに風呂に入る罪悪感】例えるなら、昼間にビールを飲む感覚に近いのか、社会からつまはじきにされてる感プラス働いている世間様に申し訳ない。という極めて日本人的な感覚に囚われます。日本で、夏時間が導入されないのは、日が長いとお風呂に入れない人がたくさんいるからと社会派っぽく切ってみようかな。今だにこの感覚が続いているので、どうしても晩御飯もお風呂も遅くなって、就寝の時間もずれてきます。

　フランスは夏が一番好き。一年目、友達とセーヌ沿いでピクニックしてたらと、誰かが音楽を鳴らし、知らない人と手をついで踊ったりする光景にジャン・ルノワール的幸福を感じ頭がクラクラして、楽しさに満ち満ちて、夢見たいな美しく楽しかった思い出。これぞ、フランス。