パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

2018年サッカーW杯

フランス四季折々 〇〇〇〇事情

2018年の夏にあったサッカーワールドカップでのフランス人の応援を見て、日本との違いを感じました。

2018サッカーW杯

血中フランス人指数

 フランスで暮らして思うのは、フランス人は本当に泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑い、怒りたい時に怒る、という感情に自然に反応してるなぁということで、このワールドカップのフランスの試合に限らず、例えば、国民的人気歌手の追悼セレモニーの人の多さや、デモの強烈さを見ていると本当にそう思う。

 みんながみんな、男も女も、人種も年齢も違う人たちがカフェに置かれたテレビを前に応援し、素直に国歌を歌って、酔いしれ、心底感激したり、喜んだりするさまは、それが出来ない自分には、羨ましいと思う反面、なんだか薄気味が悪かったりもして。。

 それが、日本人だからなのかは分からないけれど、どうも苦手。こういう、とことん振り切れちゃってる感じが肌に合う人っていうのは『血中フランス人指数』が高い気がする。僕みたいな低めの人間は、そんな彼らの熱狂の中には一生加わることができず、遠くから、常に傍観者でいるしかないんだろう。と思うと寂しいような、嬉しいような変な感じ。