パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

33 太った。

1年目の思い出 33

海外生活の慣れない環境で、唯一のストレス解消が食べることだったので、ストレスとともに体重が増えていき、本当にあっという間に10kg以上太った時の話。留学中に太る

シェイプアップミラーの功罪

 口に何か入ってないと落ち着かないってところまで行ってしまった自分。徐々に増えていく体重を見ないふりするけど、日々、ピチピチになっていく日本で買ってたTシャツ、少し走った後の息切れ、疲れやすさに、これではダメだと発起してジムを申しこだり、パン屋に行くことを控えるが、いつのまにか、ジムへの道が遠く、ドーナツを手に持ってる意思の弱さにがっかりしながら、ドーナツをむしゃくしゃ食べなければいけない状況に余計にストレスが溜まって、さらにケーキやクロワッサンを食べ始めると後は雪だるま式に脂肪がついていく。面白いくらいに。。

 そんな自分を慰めてくれていたのが、いつも通学中に乗っていたパリの地下鉄の4番線の車内のドアにはめ込まれた鏡に映る自分。他のラインではダメで、この4番線のシェイプアップミラーの縦に長く、横に短く映る自分の姿はそう悪くなく、虚像の姿と知りつつも、とてもありがたかった分、このままでいいかと揚げ物を食べる原動力にもなった気がする。