パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

44 わたしは誰でしょうゲーム

1年目の思い出 44

フランス生活一年目、語学学校の授業でゲームをやることになった。私は誰でしょうゲームというので、自分が誰なのか?皆んなに質問して当てるというもの。こういうゲームは得意なので、張り切っていたが。

パリカトの授業

30過ぎての語学留学

 ジャスティン・ティンバーレイクってなんとなくどこかで聞いたことあるような、きっと男前なんだろうというぐらいの知識で、しかも脳みその奥の滅多に開けない引き出しに閉まってあったので、思いつくはずもない。100回質問できたとしても当てられる気はしないし、「当てないと殺す」とすごまれたとしても、必死に考えぬき頭をひっくり返すが甲斐なく殺されるだろうと思う。

 「これって常識なの?」とこいつを書いた奴のセンスを疑ったが、みんなが知ってるという条件で書かれた有名人の名前は、ゲームを始める前に先生に一度、ふるいにかけられており、その時、僕の書いたロジャー・フェデラーは却下されたので、つまりティンバーレイクはフェデラーより知名度は上で、そのクラスの常識ということになる。

 同級生は比較的若いので、ジェネレーションギャップってやつなのか。それともアメリカのそういった音楽に自分が無知すぎるのか。おそらくその両方だろうが、腑に落ちず、いまだに根に持ってこうやってブログに書いてるんだから自分の狭量加減に呆れる。

 そうこうあってティンバーレイクの名前はもう二度と忘れないが、そうこうしてる間に覚えるべきスターの名前は変わっていき、どんどん置いてきぼりを食らっていく。この出来事ももう数年前の話だし、この先、ティンバーレイクにしがみ続ける訳にはいかんだろう。