パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

あなたはなに派?〜ぼく流性格診断〜

4コマ日記

ズボンのポケットの入れている携帯電話が震えたので、取り出して画面を確認するが、そこになんの通知もない。って経験、多くの人があると思う。なぜ、そんなことが起こるのか友人に自説を披露したら、思わぬことを言われた時の話。

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 携帯の謎の震えと何か?の問いに、僕自身もまず、あの震えはなぜ起きたんだろう?というところから入ったので、そもそも震えはないというような考えなど全くの死角。友人のその言葉と、僕のわけの分からない説に呆れるような言い草に足もとをすくわれたのが、忘れられない。

 この携帯の震えへの信じ込み度合いが強い人ほど、自分を信じて現実を歪める人じゃないかと踏むと、なんだか感慨深い。よく言われる、『フランス人は自分に非があっても絶対に謝ったりしない』という紋切り型の言い回しに当てはめて出来上がったように見えた友人に、この携帯の震えについて聞いてみると、思った通りに、「アレは携帯の誤作動」と答えたので、あの紋切り型の表現は間違いで、本当は『フランス人は自分では正しいと思っているので絶対に謝ったりしない』ってことなんだと思った。正しいんだもの。そりゃ謝らんだろうな。更に言うなら、実際のところフランス人だってよく謝るので、『フランス人も日本人も謝らない人は謝らない』ってのが現実。それを歪ませたのが、紋切り型の表現ってことなんでしょう。ギクッとしちゃう。

 しかし、現実をそのまま受け入れられる人にも、現実を歪ませきれる人にもなんとなく憧れてしまうのは、自分がどちらにも振り切れず、うじうじしてるような気がするからで、いっそのこと振り切ってしまえば、どれだけ楽かと思う反面、このままでいいやと思うところもある。って言ってるそばからうじうじしてるんだからどうしようもない。ありのままの自分を受け入れるとこから始めなきゃだな。