パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

海外生活での成長なのか?これは。

4コマ日記

基本、みんな挨拶をすれば笑顔で返してくれるんだけど、ごくたまーに同じアパートの住人などにこちらから挨拶をした際、無視されることがある。明らかに聞こえてるのにジロっとこっちを見て、プイと顔を背けられる。品行方正に生きてる僕に無視などされる理由など全くないが、強いて言うなら外国人でアジア人だからってなると怒りがこみ上げてきたが、、

パリでのアジア人差別

 フランス人は冷たい

 ふと振り返ってみると、無視されたことに対して怒りや悲しみの感情がまるでなくなってる自分に気付いた。「挨拶を無視する人なんてきっと可哀想な人だから憐みの気持ちを持とう」とか、「向こうもきっと忙しかったんだよ、気にしない気にしない」って自分を慰めるとかそういうものも一切なく、ただただ何も思わなくなった。「あっ!あいつ無視した」程度でそれ以上の感情が湧いてこない。強くなったとかじゃなくて、ただ単に理不尽に慣れたってことなんだろうけど、これは慣れていいものなんだろうか?疲れるけれど、その都度、怒ったり、何年か前の自分みたいに無視を決め込む相手に舌打ちでもいいから何らかの反応を示させるまで挨拶を繰り返して挑発すべきなのか?よく分からんが、今の方が楽なのは確かで、楽なところに落ち着いた感はある。

 無視以上のことをされたら、また違うんだろうけど、そんな目には合ったことないし、テレビの世界の話だとタカを括ってる時点で、飼い慣らさちゃったのかな。昔の自分もなんかやだし、今の自分も軽く疑っちゃう。未来の僕はどこに着地するのか結構楽しみだったりする。