パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

17 消費者カースト

フランス人と行く日本旅行 17

大型家電量販店で散々悩んだ挙句、選んだのは、驚くほど軽くて、丈夫で、日本の技術を象徴するようなアレ。

貧乏人と金持ちの買い物の違い

外国人に人気の象印の水筒

 2500円の日本メーカーのこの水筒、びっくりするぐらい軽くて、お洒落で機能性抜群。しかもフランスで買うより格段に安いとなれば、日本旅行前にネットで見たフランス人が作った日本で買うべきものリストに地味にランクインし続けるのも納得だ。

 水筒手にして満足気に店を出た時、ふくろうカフェや、ガチャガチャで、そして今回の大型家電量販店にしろ、支払いが2000円の域を超えていないことに気付く。節約しようと思ってたわけではなく、むしろ今回は豪遊してやると意気込んでたにもかかわらず、最大出力で2000円前後。もちろん、金をかけりゃいいってもんでもないし、それで楽しめるならそれは幸せなんだろうけど、3000円以上の幸せを見ないフリしてるとも言える。近眼なので上がぼやけてよく見えない。

 今回、ここがきっと僕らの位置なんだろうと気付かさせられた。なぜかは知らないが、こういう消費者としての階層を肌で感じることってフランスに住んでると稀なので、貴重な体験のような気もする。自分を知るって楽しいなぁ。泣