パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

オカンを見てオカンを知る

4コマ日記

日本では、あまり小さい子供を持つ同世代の方々と深く話すことがなかったけれど、フランスでは特に、国際結婚で、または旦那さんの海外赴任でこちらに来たお母さんと知り合う機会が多く、友達になって彼女たちの話を聞いていると、自分の母親について考える。

母親になるということ

 フランスで出会う国際結婚したママ

 自分の母親について、物心がついてからずっとオカンのイメージしかなく、深く考えたことなんてなかった。母親になったら、オカンのイメージをなぞって勝手にオカンになっていくと思ってたわけではないが、実際、友人と接していると、内向的なオカンもいるし、控えめなオカンもいることに軽く驚き、そんな人にオカンのイメージを背負わせるのは酷だなとしみじみ思う。

 人それぞれ、オカンもそれぞれ。僕の母親はオカン像を無理なく背負える性格に見えたが、僕が若い頃、ガミガミうるさく文句を言った後に、いい過ぎたと反省し、涙した日もあるんのかなっと。それは子供としてはあまり想像したくないのが本音だけど、そういうとこ汲んであげられるのが正解だと思う。