パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

フランス優勝と歴史ロマン

フランス四季折々 〇〇〇〇事情

2018年のサッカーワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じた。にわかのファンで外国人の僕でさえも心踊ったこの瞬間、当の本人であるフランス人にとっては、凄まじい興奮だったに違いない。

ワールドカップフランス優勝

フランス人の精神性

 外から聞こえるのは、人の狂ったような叫び声と、ラ・マルセイエーズ、ブブゼラの音と、爆竹の爆発音。そして、目を閉じると、窓の外には狂乱の様子が浮かび上がり、それが、あの有名なドラクロアの民衆を導く自由の女神と重なって、あの時と同じマルセイエーズの合唱と、ブブゼラの音が軍隊ラッパに、爆竹が大砲に聞こえなくもなく、まるで、タイムスリップをしたかのような気がする。きっと、同じような音が聞こえてたんじゃないんだろうかと想像すると、ワクワクが止まらず、歴史ロマンを感じたそんな貴重な体験でした。

 それにしてもこのワールドカップの熱狂ぶり、脈々と受け継がれてきたDNAのなせる技だとしみじみそう思いました。そりゃ革命だって起きるわ。