海外生活の必需品？？

４コマ日記

フランスで知り合った日本人の友人が帰国する別れの際に起こりがちなことを漫画にしてみました。

 

　僕の家には、帰国した友人たちからもらった使い捨てカイロが、カイロ屋さんかと思うくらいに山積みになっている。向こうは好意で渡してくれたんだろうし（わからないけど。。）、帰国間際で断るのも悪いので、ありがとう〜って受け取るけれども、引きこもり気味の自分としては、使う機会などほぼなく、ただただ溜まっていく一方で、我が家はさながら使い捨てカイロの墓場になっている。

　ところで、彼らはどうしてこんなにもカイロを日本から持ち込んだんだろうか？日本より寒いとか、海外では手に入りにくいだろうとか考えるのはわかるけど、そこまで使うことはないっていうのは、うちの山積みになったカイロが物語ってる。

　思うに、海外生活前、渡航前の不安な気持ち、うまくやっていけるか、ホームシックにならないか、といった物悲しい気持ちを温めてくれるのがカイロなんじゃないかと。だからこそ、パッキングの際に必要以上にスーツケースに詰め込むんだと考えた。

　今日も、誰かの家にカイロの束が積まれていく。そんな世界中にあるカイロの墓場に幸あれ！