パリ漫!ソレコマール

30歳超えて衝動的にフランスのパリに住み始めました。

35 海外生活、半年経っての感想

1年目の思い出 35

半期の授業が終わり、出会いがあり、別れもあった時期にパリに住み始めた当初との心境の変化を発見したのを漫画にしてみました。

留学半年経って

街に受け入れられた

 新しい街はよそよそしくて、居心地が悪かったし、少し外へ出るのも、何か緊張し、人ん家にお邪魔したみたいで、変な話、歩いてるだけで申し訳ない気持ちになっていた住み始め当初の自分。

 自国に帰った同級生のアパートの前を偶然通りかかったとき、漫画のような楽しかった思い出がよみがえり感傷に浸ったあと、ふと、半年たった今、普通に街を歩けている自分に気付いた。今、いるこの通りも、当初感じた冷たい雰囲気はなく、賑やかで明るく思えたのが不思議。

 ここに住み続けられる自信は語学や、適応力のなさから、この時点では全くなかったけれど、まだここに居てもいいのかなと思えたのは、こんな自分でも半年でたくさんの思い出(いいのも悪いのも)ができたからだと思う。僕だけが知ってるこの街との思い出が増えるたびに、街との距離が縮まってきた気がして、まだまだ嫌なことも辛いこともあるけれど、もう少し、頑張ってみようと思えたし、パリという街が好きになれた気がする。